GfKジャパンは、全国のドライバー1万0657名を対象に、ワイパーの購買行動に関するインターネット消費者調査を実施、その結果を発表した。調査結果によると、雨の日の運転で日常的に気を付けていることは、「ワイパーの作動」がトップで、「減速運転」や「曇り止めのエアコン利用」より圧倒的に多かった。しかし、定期的に交換する人は過半に満たない。「1年ごと」や「車検ごと」など、定期的にワイパーを交換する人は44%であったのに対し、「不定期」は53%にのぼった。雨や雪の日に使用して不具合に気づいてから交換するドライバーが多いことが明らかになった。定期的に交換する割合は、女性より男性の方が10ポイント以上高く、運転や車のメンテナンスが好きな人ほど、高い傾向にあった。年代別では、年代が上がるにつれ定期的な交換が増加し、60代以上では48%に達した。なお、60代以上の「車検ごと」の割合は17%と他の年代を上回った。また最近利用したワイパーの購入場所は「カーディーラー」が34%で最も多く、次いで「カー用品量販店」(21%)となった。「カーディーラー」の割合は年代が上がるほどが高くなるのに対し、20代などの若年層は「カー用品量販店」で購入・交換する割合が高い。運転や車のメンテナンスが好きな人も「カー用品量販店」の割合が高かった。なお、1回に購入するワイパーの本数は「フロント2本」が57%で、次いで「フロント2本+リア1本」が20%、「フロント1本のみ」が13%だった。