自動車オークション大手、RMサザビーズは、フェラーリが『ラ・フェラーリ アペルタ』1台を追加生産し、9月9日のチャリティオークションに出品すると発表した。ラ・フェラーリ アペルタは、フェラーリの最高峰モデルで、フェラーリ初の市販ハイブリッド車、『ラ・フェラーリ』のオープンモデル。ルーフは、重量増による運動性能への影響を抑えるため、ソフトトップ採用。オプションで、軽量なカーボンファイバー製のハードトップが選択できる。パワートレインはクーペボディと同じ。6262cc V型12気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力800psを発生。これにフェラーリのハイブリッドシステム、「HY-KERS」から、モーターの最大出力163psが加わり、システム全体で963psのパワーを引き出す。トランスミッションは7速デュアルクラッチ。前後重量配分は41対59。動力性能は0~100km/hを3秒以下で駆け抜け、最高速は350km/h以上と世界トップクラス。フェラーリは、このラ・フェラーリ アペルタ1台を追加生産し、9月9日のチャリティオークションに出品することを決定した。209台がを生産予定の同車は、すでに完売している。世界中のコレクターから、210台目のラ・フェラーリ アペルタに熱い視線が注がれることになりそうだ。