小学校の頃からの友人の実家がプロショップ(愛知県のLEROY(ルロワ))だった古賀さん。免許を取るとすぐさまクルマ購入の相談に行き、間もなくカーオーディオに魅入られていく。予算や購入方法までをアドバイスしてくれるショップとの関係は良好だ。◆小学校の通学路にあったカーオーディオプロショップ学校帰りに遊びに行く友人の家にはいつも「カッコいいクルマが停まっているな~」と思っていたという。小さい頃はそれほど意識しなかったものの、クルマに興味を持ち出す年齢になると、その友人の家に遊びに行くのが楽しみになってきたという。そう、そのショップが愛知県のLEROY(ルロワ)だったのだ。まもなく免許が取れる年齢になるとますますクルマへの憧れが強くなる、漠然と「外車に乗りたい」と思い始めたオーナー、そこでふと思い出したのが友人の実家のショップだった。免許を取ったらすぐさまクルマに乗りたい、そう思ったオーナーはショップへ相談に出かける。小学生の頃から通った通学路にあるショップだったので、お店に訪れるというよりも、遊びに行く感覚に近かった。もちろんショップの代表(友人の父親)は子供の頃からの顔見知りだったことから、欲しいクルマや予算などの相談を気軽におこなえたという。「外車の中でもなんとなく良いかなーと思っていた車種はありました」。しかしショップでは予算や周辺のパーツのことなどを詳しく教えてもらうことになる。すると現実的な車種はどれなのかが見えてきたという。それに合わせて適当な車種をいろいろと提案してもらうことになったのだった。こうして決まったのがフォルクスワーゲン・ポロ。予算を見つつ外車というニーズに加えて「カッコ良さが決め手でした!」。◆クルマ購入の予算から相談必要費用もしっかり計画するクルマ購入時に車種や予算の相談をしている中で、オーナーのこだわったポイントがあって、それは「ノーマルで乗るのは嫌だった」こと。買ってきたクルマをそのままの状態では乗りたくない、自分ならではのアレンジを加えて、自分だけのクルマを作りたいと思ったのだ。そのためには何かパーツを変えたり加工したい、でもどうすれば良いのかがまだわからなかった。「そこでお手本になったのがショップのデモカーでした」。ホイール交換や外装に加えて、内装はピラーの加工、アウターバッフル、アンプラックなどのオーディオインストールが充実していた。「こんなクルマを作りたい」と思った最初のきっかけは完成度の高いショップデモカーの影響だった。それと並行して車両購入の相談を進めていたオーナー。最初は予算いっぱいで車両を買うことを考えていたという。しかしショップからのアドバイスで「保険や税金、メンテナンスやガソリン代なども計算に入れるようにね」と教えられたという。予算いっぱいでローンを組んでしまうと、愛車で存分に楽しめなくなるというのだ。さらにオーディオやホイールなどの加工&パーツを考えて予算を決めていくこともアドバイスされた。こうして車両、オーディオ、ホイールを組み込んだ予算を計画、さらに月々の支払いと自分の収入を考えてちゃんと普段使えるお小遣いも残せるように計画するようになったという。予算決めの大切さを知るきっかけはそんなショップとの車両購入の相談からだった。◆デモカーを見て・試聴してオーディオカーの魅力を体感ところでオーナーがオーディオに興味を持ち始めたのは、クルマの購入を思い立ってからだった。先に紹介したショップのデモカーに興味を持った時、インストールされているオーディオのカッコ良さに影響されたが、同時にクルマに乗り込んで試聴したという。すると「音の違いがすごく明確でまだクルマを持ってない自分でも音が良いのがよくわかりました」。レベルの高いカーオーディオの世界を垣間見たオーナーは「どうせなら良い音で音楽が聴きたい」と思い、愛車へのオーディオインストールを決める。目標は最初に聴いたデモカー。少しでもあの音に近づけたいと思った。しかし「オーディオは自分では手を出せないジャンルという印象でした」というだけに、ショップのアドバイスがここでも効果を発揮する。ユニット選びやシステムデザインなどはショップと相談しながら決めることになる。ヘッドユニットにはダイヤトーン・サウンドナビ「NR-MZ100プレミ」、フロントスピーカーはダイヤトーン「DS-G20」をチョイスし、ミッドバスはドアにアウターバッフル化、トゥイーターはAピラーにインストールすることになる。その上でオーナーが譲れなかったのはイルミによるドレスアップ。こうしてドアのアウター、Aピラーにはイルミを使った処理がオーナーのリクエストから加えられたのだった。内外装に手を加え自分だけの愛車を作り上げたオーナー。特にオーディオインストールで個性化を果たした内装への思い入れも強く、次回は愛車とオーディオとの付き合い方について紹介していくこととしよう。