富士通テンは、イクリプスのカーナビゲーション「AVN」発売20周年を記念したスペシャルサイトを公開した。AVN登場前のカーナビは、モニターが本体ユニットとは別体で、ダッシュボード上に設置するオンダッシュタイプが主流だった。一方、本体ユニットはグローブボックス下かシート下に設置。エアバッグとの干渉や、モニターがドライバーの視界の妨げになる可能性にイクリプスは着目。エアバッグの動作を妨げないこと、ドライバーの視界に影響を与えないこと、そしてクルマという限られた空間でも乗る人の心地よさを追求し、インダッシュタイプ(AV一体機)の開発を開始した。そして1997年7月、「安全と快適にあわせたカタチ」のコンセプトに基づき、「Audio」「Visual」「Navigation」を一体化したAVNを市販市場に投入。20年もの間、変わらないカタチとしてドライバーに愛されてきたAVNは、ナビとしての使いやすさはもちろん、外部の情報をクルマに取り込んだ「つながる機能」など、ドライブをもっと楽しくアクティブにする機能・サービスをいち早く取り入れながら進化を続け、発売以来の累計生産台数は1700万台を突破した。イクリプス・AVN20周年スペシャルサイトでは、カーナビのスタンダードなカタチの1つにまで成長したAVNが、どのようにして生まれたのか、その誕生の裏側を紹介。さらに、現在に至るまでの挑戦の歴史をわかりやすく解説している。