警察庁は、各道府県警察や警視庁に「安全運転サポート車」の普及啓発に向けて、関係機関や団体と連携することを求める通達を出した。警察庁では、自動ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置などの先進運転支援システムを搭載した安全運転サポート車の普及を促進している。地域の実情に応じて安全運転サポート車の普及啓発に向けた取り組みを推進するため、各都道府県警察が関係機関や団体と連携することを求める。具体的には、安全運転サポート車の試乗会などのイベントに、運転免許センターなどの警察施設を実施場所として提供することや、実施主体と連携して自動車教習所に協力を要請するなどで協力する。高齢運転者を対象とした安全サポート車を使った参加・体験・実践型の交通安全教育を実施することや、高齢者講習の際に啓発チラシを配布する。また、自動ブレーキなどの先進安全技術は、条件によっては装置が作動しないケースがあるため、装置の限界や注意点を正しく理解し、その技術を過信せずに運転することを周知することを求めている。
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