ドイツの高級車、メルセデスベンツは4月6日、改良新型『Sクラス』に搭載する運転支援システムの概要を明らかにした。改良新型Sクラスに採用されるのが、進化した自動運転技術。メルセデスベンツによると、完全自動運転の実現に向けた大きなステップになるという。改良新型Sクラスには、「アクティブ・ディスタンス・アシスト・ディストロニック」を導入。ナビゲーションシステムに登録した目的地に到着するまで、自動で加速と減速を行ってくれる。例えば高速道路では、料金所や出口、ジャンクションが近づくと、自動的に減速する。また、「アクティブ・スピード・リミットアシスト」も搭載。「トラフィック・サイン・アシスト」と連携した機能で、道路工事による速度制限の標識を読み取り、制限速度まで自動的な減速を行う。