アウディジャパンは、整備内容をビデオメッセージでユーザーに連絡する新コミュニケーションツール「アウディ カム」を4月より本格導入すると発表した。アウディ カムは、整備内容を知らせするビデオメッセージと概算見積書をユーザーのスマートフォンやPCに送信できる新サービス。口頭では難しい作業内容の説明や、ユーザーによる作業実施の承認、作業完了報告などを電子メールとインターネットを介して行い、作業や料金の透明性を高めるとともに、利便性を高めることが狙い。具体的なサービス手順としては、まず販売店が車両の点検・整備対象箇所の状態を音声による説明とともに撮影し、ユーザーに送信。電子メール掲載のビデオリンクをクリックすると、アウディ カムのサイトが立ちあがり、ユーザー向け整備項目が重要度(緑、黄、赤の3色で表現)とともに表示される。ユーザーは動画と見積りを確認し、作業を希望する整備項目を選択。作業内容を通知する電子メールを受け取った販売店は作業内容を実施し、完了後、電子メールでユーザーに連絡する。アウディジャパンでは、一部販売店での一年間のパイロット検証を経て、この4月から本格的にアウディ カムを本格導入する。ユーザーからの返信機能付ビデオメッセージシステムの導入は、国内自動車ブランドのアフターサービス業務では初。同社では、アウディ カムの導入を通して、ユーザーとのコミュニケーションをよりスムーズかつ充実させることで、顧客満足度のさらなる向上を図っていく。
最新型高性能スキャンツール「MTG-DUAL-TAB2/MTG-DUAL-TAB2-PRO」は加盟店からも大注目!スナップオン・ツールズ加盟店向けイベント「OPEN HOUSE」 2025.6.10 Tue 18:00
国土交通省が自動車整備事業者のための「働きやすい・働きがいのある職場づくりガイドライン」を改訂…人手不足解消とサービス向上に期待 2025.6.25 Wed 14:29 自動車アフターマーケット業界で深刻な課題となっている整備士…