アウディジャパンは、整備内容をビデオメッセージでユーザーに連絡する新コミュニケーションツール「アウディ カム」を4月より本格導入すると発表した。アウディ カムは、整備内容を知らせするビデオメッセージと概算見積書をユーザーのスマートフォンやPCに送信できる新サービス。口頭では難しい作業内容の説明や、ユーザーによる作業実施の承認、作業完了報告などを電子メールとインターネットを介して行い、作業や料金の透明性を高めるとともに、利便性を高めることが狙い。具体的なサービス手順としては、まず販売店が車両の点検・整備対象箇所の状態を音声による説明とともに撮影し、ユーザーに送信。電子メール掲載のビデオリンクをクリックすると、アウディ カムのサイトが立ちあがり、ユーザー向け整備項目が重要度(緑、黄、赤の3色で表現)とともに表示される。ユーザーは動画と見積りを確認し、作業を希望する整備項目を選択。作業内容を通知する電子メールを受け取った販売店は作業内容を実施し、完了後、電子メールでユーザーに連絡する。アウディジャパンでは、一部販売店での一年間のパイロット検証を経て、この4月から本格的にアウディ カムを本格導入する。ユーザーからの返信機能付ビデオメッセージシステムの導入は、国内自動車ブランドのアフターサービス業務では初。同社では、アウディ カムの導入を通して、ユーザーとのコミュニケーションをよりスムーズかつ充実させることで、顧客満足度のさらなる向上を図っていく。
ソニー、移動をエンタメに変える「MR Cruise」事業化…あらゆる車両に搭載可能に 2024.11.23 Sat 8:22 ソニーグループは11月22日、複合現実(Mixed Reality)技術を活…