岩谷産業は3月16日、燃料電池(FC)バスへの本格的な充填に対応する、国内初の商用水素ステーション「イワタニ水素ステーション 東京有明」を開所した。イワタニ水素ステーション 東京有明は、液状の水素をポンプで直接圧縮する次世代昇圧設備「液化水素ポンプ」を採用。FCバス1台を15分で充填できるなど、大型車両への本格的な水素充填に対応する。また同水素ステーションでは、極低温ガスである液化水素の冷熱利用で冷凍機負荷の低減を図り、電気代などのランニングコスト削減を目指すなど、新たな取り組みも進めていく。