自動運転技術を研究・開発する先進モビリティと、ソフトバンクグループのSBドライブは、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム「自動走行システム」において、3月20日から沖縄県南城市で行われるバス自動運転実証実験を受託したと発表した。今回の実証実験は、沖縄県南城市「あざまサンサンビーチ」周辺道路にて、先進モビリティが市販小型バスをベースに独自開発した実験車両を使用して実施。正着制御の精度、車線維持制御の安定性など、走行ルートにおける自動運転の性能評価を行う。また、SBドライブが設計・開発した遠隔運行監視システムを使用して、速度や位置など、走行状況のデータ収集・モニタリング、運行管理などに関するシステム検証を実施するほか、自動運転技術を使った公共バスの社会受容性調査などを行う予定だ。先進モビリティとSBドライブは、今回の実証実験などを通して、自動運転技術の実用化と、それを活用したスマートモビリティーサービスの事業化を目指していく。
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