英国のスポーツカーメーカー、マクラーレンオートモーティブは1月31日、BMWグループとの間で、次世代パワートレインの技術開発における戦略的プロジェクトを行うと発表した。この戦略的プロジェクトでは、新たな内燃機関技術の開発に共同で取り組む。各自動車メーカーは、EVやプラグインハイブリッド(PHV)など、環境技術の開発に注力しているが、今後数十年間は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関が、引き続き主流と見られる。そこで、マクラーレンオートモーティブとBMWグループは、現行のエンジンに対して、高出力かつ、CO2排出量の少ないエンジンの開発を推進する。このプロジェクトを、英国政府なども支援する。なお、マクラーレンオートモーティブとBMWは、過去に市販スーパーカーのマクラーレン『F1』の開発において、協力したことがある。マクラーレンオートモーティブのマイク・フレウィットCEOは、「これは、すべてのパートナーとの関係を強化するエキサイティングなプロジェクト」と述べている。