スウェーデンのボルボカーズは1月25日、AWD(4WD)モデルの登場20周年に合わせて、今後のパワートレインの方向性を明らかにした。ボルボのAWDシステムにおける研究とテストの出発点は、20年以上前にさかのぼる。量産モデルとして初めてAWDを採用したボルボ車は、1996年5月に発売されたボルボ『850エステート』だった。その後、AWDシステムは大きく進歩。最新版では、システムの軽量化にともない、効率性が向上。最新のボルボ車に搭載される効率的な「アクティブ・オン・デマンド」テクノロジーは、四輪が常に作動状態となり、必要に応じて瞬時に後輪へトルクを配分できる。この時に配分されるトルクは、ハンドリングや安定性、およびトラクション特性が、常に適切になるように制御。AWDシステムは、現在のモジュラー設計に組み込まれており、全てのボルボ車に用意されている。また、電気モーターで後輪を駆動するAWDシステムも開発。新型『XC90』のプラグインハイブリッド車(PHV)、「T8ツインエンジン」グレードには、後輪をモーターで駆動する電動リアアクスルドライブユニットを搭載する。ボルボカーズの開発担当、ヘンリック・グリーン上級副社長は、「未来のボルボ車は、完全バッテリー駆動のEVや、その他のパワートレインの採用へと移行していく。これにより、路面状況やドライビングスタイルに基づき、各モーターとホイールを個別に制御する機会が、ますます増えるだろう」と述べている。
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