米国のグーグル(Google)は12月13日、自動運転車の研究開発部門を独立させ、新会社の「Waymo」(ウェイモ)を設立した、と発表した。グーグルは、自動運転車の早期の実用化を進めている。目標は、交通事故による死者をゼロにすること。2014年5月には、自社開発した自動運転車のプロトタイプ車を発表。2名乗りの小型車で、乗員の前にステアリングホイールはなく、アクセルとブレーキペダルも未装備。発進と停止のボタンがあるだけで、ソフトウエアとセンサーによって、車両は完全に自動制御される。2015年夏からは、同車による公道走行テストを行ってきた。