電子情報技術産業協会が発表した10月の民生用電子機器国内出荷金額は、前年同月比2.4%減の1049億円と4カ月ぶりに前年割れとなった。カーAVC機器は横ばいの476億円だった。映像機器が同5.2%減の475億円、オーディオ関連機器が同0.2%増の98億円となった。カーAVC機器の製品別出荷台数は、カーナビゲーションシステムが同4.9%増の46万8000台と7カ月連続で前年を上回った。ソース別ではフラッシュメモリが同7.3%増の46万4000台、HDDタイプが同70.0%減の4000台だった。ETC車載ユニットは同5.9%減の24万5000台と、17カ月ぶりにマイナスだった。ETC2.0(DSRC)対応車載ユニットは11万1000台だった。カーCDプレーヤーは同21.4%減の17万台と、31カ月連続マイナスだった。カーAVメインユニットは同21.5%減の20万4000台と、7カ月連続で前年を割り込んだ。