ルネサス エレクトロニクスは、次世代サラウンドビュー、ミラーレス、ドライバーモニタシステムなどのカメラを応用したADAS(先進運転支援システム)アプリケーション開発を加速する「ADASビュー ソリューションキット」を開発した。自動運転やADASアプリケーションは、クルマの周囲を認識するため、車載カメラやレーダーなどのセンサから得た情報を融合して処理をするセンサフュージョンを行うことが主流。今回開発したキットは、センサとして複数のカメラを使用したセンサフュージョンを実現できる。キットは、車載ソフトウェア開発環境「R-CarスタータキットPremier」をベースとしたカメラ応用システム向け拡張ソリューションキットで、標準で4個のカメラを搭載、最大8個まで追加が可能。サラウンドビュー用のサンプルソフトウェアと、画像の歪み補正を行うキャリブレーションソフトウェアも含まれており、ADASアプリケーション向けソフトウェアの開発をオールインワンで実現できる。キットは11月8日からドイツ・ミュンヘンで開催される「Electronica 2016」に出展する。提供時期と価格は未定。
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