日産自動車は11月8日、欧州における電気自動車(EV)の累計販売台数が7万5000台に到達した、と発表した。欧州市場での日産のEVは2011年3月、『リーフ』を投入したのが最初。当初は一部の国だけでの取り扱いだったが、現在では欧州全域に販売エリアを拡大している。2013年7月には、英国工場での現地生産に切り替え、改良モデルを発売した。また日産はリーフに加えて、小型商用バン『e-NV200』を2014年から、欧州市場に投入。EVのラインナップを拡大している。今回、日産の欧州におけるEVの累計販売台数が、7万5000台に到達。リーフの投入から、およそ5年半での記録達成となった。2016年度上半期の日産の欧州でのEV販売は、リーフが前年同期比10%増、e-NV200が34%増と好調。欧州日産のEV担当、Gareth Dunsmoreディレクターは、「欧州のEV市場は、驚異的なペースで成長している」と述べている。
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