ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は9月末、フランスで開幕したパリモーターショー16において、「ワールドカーデザインオブザイヤー2017」の第1次ノミネート車24台を発表した。ワールドカーデザインオブザイヤーは、ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)の部門賞のひとつ。今回は2015年秋から2016年秋にかけてデビューした新型車の中から、最もデザイン性に優れた1台を選ぶ。世界20か国以上、70名を超えるジャーナリストに数名のデザインの権威が加わり、審査を行う。2017年4月のニューヨークモーターショー17で、イヤーカーが決定する。ワールドカーデザインオブザイヤー2017の第1次ノミネート車24台は以下の通り。アウディA5/S5クーペアウディQ2アウディQ5ビュイック・ラクロスビュイック・エンビジョンシボレー・クルーズクライスラー・パシフィカフィアット/アバルト124スパイダーホンダ・シビックヒュンダイ・エラントラヒュンダイ・ジェネシスG80インフィニティQ60(次期日産スカイラインクーペ)ジャガー F-PACEキア・カデンツァキア・リオキア・スポーテージマツダCX-9セアト・アテカシュコダ・コディアックサンヨン・チボリエア/XLVスバル・インプレッサトヨタC-HRフォルクスワーゲン・ティグアンメルセデスベンツSクラスカブリオレワールドカーオブザイヤー2017の第1次ノミネート車23台は、自動的にワールドカーデザインオブザイヤー2017にエントリー。この23台に1台だけ、新型メルセデスベンツ『Sクラスカブリオレ』が追加された。なお前回は、新型マツダ『ロードスター』が、ワールドカーデザインオブザイヤーに輝いた。ワールドカーオブザイヤーとのW受賞を果たしている。2017年は、新型メルセデスベンツSクラスカブリオレ以外の23台に、W受賞の可能性があるが、果たして、栄冠を手にするのはどのモデルか。