国土交通省は、トラック運送事業での適正運賃・料金収受に向けて本格的に検討すると発表した。国交省では、2015年度から学識経験者、労働団体、経済団体、荷主企業、トラック運送事業者団体、トラック運送事業者、行政機関などで構成する「トラック輸送における取引環境・労働時間改善中央協議会」を厚生労働省と共同で設置し、トラック事業者の適正運賃・料金収受に向けて議論してきた。今回、同協議会の議論に資することを目的に、有識者に参画してもらい、適正運賃・料金収受に向けた方策について具体的な検討を行う「トラック運送業の適正運賃・料金検討会」を設置する。1回目の検討会を7月13日に開催する。