クイック・ネットワークとメルカリは、資本業務提携契約を締結したと発表した。
両社は、クイック・ネットワークが運営する中古車売却サービス「勝ち抜き査定 セルカ」と、メルカリの利用者基盤を組み合わせることで、オンラインでの中古車売買を広げる方針だ。
クイック・ネットワークは「勝ち抜き査定 セルカ」について、全国の中古車取り扱い業者(バイヤー)が参加するオークションを軸に、売却アドバイザーによる車両状態のチェックや写真提供、売却完了までの手続きサポートを行うとしている。
提携では、まずメルカリ内で愛車の価値を知り売却を検討するきっかけとなる機会提供を進める。最初は一部の利用者を対象に、認知拡大と査定申し込みにつながる導線の検証を行う。
また、クイック・ネットワーク側は、申し込みから査定、出品、成約後の手続きや支払いまでの体験を高度化する検討を進める。AIなどのテクノロジー活用も視野に入れ、案内の迅速化や最適化を図るとしている。
「勝ち抜き査定 セルカ」は、CtoB型の中古車オークションとして、全国9000店以上のバイヤーが登録しているという。2025年度(2025年4月から2026年3月)の流通取引総額(GMV)は約239億円で、累計申込件数は2026年9月時点で33万件を超えたという。
両社は、短期の送客にとどまらず、中長期でサービスの高度化や新たな価値創造を継続するため、資本関係を伴う戦略的パートナーシップを構築するとしている。


