三井住友海上火災保険は、自動車保険「見守るクルマの保険」とフリート契約向けサービス「F-ドラ」の専用ドライブレコーダーを通じて、降雹の危険を知らせるアラートサービスを開始した。
近年、降雹による被害が増加傾向にあり、同社はこれまでも契約住所での降雹予測情報を検知した際にSMSを配信する「雹災緊急アラート」を提供してきた。しかし、自動車で外出した際など、外出先での予測情報に基づくアラートを配信できないという課題があった。
今回のサービスでは、ドラレコの通信機能を活用し、車両位置情報と降雹の予測情報を組み合わせることで、車両走行中にもアラートを発信する機能を開発した。これにより、外出先でも降雹の危険を事前に把握することが可能となる。
アラート発信は、降雹の被害が想定される地域を自動車で走行中の場合、ドラレコを通じてアラートを発する。降雹の被害が想定される地域に自動車を駐車中の場合、「見守るクルマの保険」の顧客専用ポータルサイトに登録されたメールアドレスにアラートメールを配信する。
サービスの追加は、ドラレコの通信機能を使用した遠隔アップデートによって自動的に追加される。ただし、気象アラート設定を「オフ」にしているユーザーは、「オン」に変更する必要がある(ドラレコの初期設定は「オン」)。