関東工業自動車大学校は20歳以上の男女127名を対象に、車のメンテナンス頻度やエコ意識に関するアンケートを実施し、その結果を発表した。調査によると、車のメンテナンス頻度で最も多かった回答は「半年に1回」で29.1%を占めた。
次いで「必要時のみ」が22.8%、「走行距離や使用頻度に応じて」が18.9%であった。約3割のドライバーが定期的にメンテナンスを行い、車の安全性や性能維持を意識していることが伺える。

日常的なメンテナンス項目では、「洗車」が69.3%と最も多く、車の保護に対する意識の高さがうかがえる。メンテナンスの依頼先は「自分で行う」「整備工場」「ディーラー」がほぼ同率で分かれ、コストや信頼性を考慮して選んでいることがわかる。
環境性能を車の選定基準として考慮するかについては、「車種によって考慮する」が29.9%、「時々考慮する」が31.5%で、6割以上が環境性能を意識している。エコカーの購入検討経験では、「過去に検討したが購入していない」が36.2%で最多だった。
エコカー普及には価格や充電インフラ整備が課題であり、今後の対策が求められる。
