栃木県佐野市で1月12日、恒例のB級グルメイベント「さの新春うんめぇもんまつり」が行われ、「佐野ニューイヤークラシックカーミーティング」もコラボ開催。佐野厄よけ大師の年始祈願参拝者も合わせて終日にぎわった。
2025年は18回の旧車イベントを予定している日本旧軽車会(吉崎勝会長)による、今年最初のミーティング。JR・東武鉄道佐野駅前ぱるぽーと、佐野市役所駐車場、佐野商工会議所駐車場、佐野市中央公民館駐車場の4エリアに分かれ、昭和・平成の旧車や名車など計100台が集まった。
それぞれの会場は、年代物のダットサンとMGなどの外国車、日産『スカイライン』やトヨタ『クラウン』などのネオクラシック国産車、ダイハツ『ハイゼット』やホンダ『ライフステップバン』といった軽自動車など、エリアごとに特色を持たせた展示となった。
寒空の下、オープンカーの日産『フェアレディ1600』で夫婦で来た70代男性は「あと10年は乗りたいので、昨年自分でエンジンをオーバーホールしてバッチリ。まだ運転手付きの黒いクルマ(霊柩車)には乗りたくないから」と周囲を笑わせていた。
また、佐野厄よけ大師に近い展示場所に初代スバル『レオーネクーペRX』を停めた50代男性は「初詣の行き帰りに立ち寄って興味深そうに質問をしてくれる人が多くて、嬉しいですね」と、こちらも初イベントを楽しんでいた。