ソフトバンクロボティクスは、12月11日から13日までマリンメッセ福岡で開催される「ものづくりワールド九州」に出展する。
同社は、九州初展示となる倉庫・工場向け搬送ロボット「PUDU T300」をはじめ、最新のロボットソリューションを紹介し、工場や倉庫全体の最適化を提案する。
「PUDU T300」は、最大積載量300kgのリフトアップと牽引を1台で実現する高性能ロボットだ。多数のセンサーと360度障害物回避性能により、最小通過幅60cmまでの狭い通路や特定の目的地への走行が可能となっている。エレベーターやWMSなどのシステムとも連携し、各種DXソリューション推進の拡大と人手不足の改善をサポートする。
また、シンプル設計と大容量が特徴の「PuduBot 2」や、最大積載量60kgの「BellaBot工業用モデル」も展示される。これらのロボットは、広い工場や倉庫での人手不足解消や負担軽減に最適なソリューションとして注目を集めている。
さらに、高密度自動倉庫システム「AutoStore」も紹介される。世界54カ国に展開されているAutoStoreは、従来の設備の最大4倍の保管能力を誇り、既存の設備に合わせて柔軟に設計・構築できる点が特徴だ。
自動フォークリフト「Balyo」も展示される。無人搬送車システムの国際的な安全規格「ISO3691-4」に準拠しており、自動車や半導体業界への導入実績が豊富で、高い安全性とパフォーマンスが特徴となっている。
ソフトバンクロボティクスの今回の出展は、深刻化する人手不足問題に対する具体的なソリューションを提示するものだ。最新のロボット技術を活用することで、工場や倉庫の業務効率化と生産性向上を実現し、製造業や物流業界の課題解決に貢献していく。