トヨタ・モビリティ基金(TMF)は6月19日、インドネシア・バリ島の観光地ウブド地区で実施した「SMARTウブド プログラム」の結果を発表した。このプログラムは、持続可能なモビリティ社会の実現を目指し、電動化された交通ソリューションを提供することを目的としていた。
プログラムの主な実施事項は以下の通りである。まず、ウブド中心部で運行する電動車(BEVおよびHEV)を10台導入し、主要な観光地や地元の人気スポットから徒歩10分以内に停留所を設置してオンデマンドのシャトルサービスを展開した。また、公共バスとシャトルサービスの乗り換えの利便性向上を目指し、交通量の多いバス停9か所にリアルタイムで時刻表を表示するデジタルディスプレイモニターを設置した。
実施のステップとしては、まず運行の安定化を図り、次にサービスの最適化を行った。最後に、持続可能なビジネスの検証と地元コミュニティとの学びの共有を行い、サービスの利用率の最大化を目指した。
プログラムの結果、2023年9月から2024年5月までの期間に2万人の利用者があり、シャトルサービスの待機時間も短く、利用者から高い評価を得た。また、HEVとBEVの排出ガス削減効果や運行効率の高さも確認された。

 
    

 
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