千葉市の幕張メッセで4月12日から14日までの3日間、「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」(オートモビルカウンシル2024)が開催される。今回の目玉の一つは、フォルクスワーゲン『ゴルフ』の50周年を記念した特別展示だ。
フォルクスワーゲン・ジャパンのサポートにより、トレンドセッターでありグローバルスタンダードとして半世紀にわたり愛されてきたゴルフの歴代モデルから、以下の5台が展示される。
1974年に発売された初代ゴルフは、横置き4気筒FWD、イタルデザイン・ジウジアーロによるボクシーなハッチバックボディ、優秀なパッケージング能力、そしてキビキビした運動性能で大人気を博し、革新的でスタイリッシュなコンパクトカーとしての地位を確立した。展示車は「ゴルフE」。
2代目ゴルフでは「GTI」を展示する。ホットハッチとしてスポーツカーに代わる存在感を放ち、1983年の日本市場への正規輸入を皮切りに、“fun to drive”の象徴となった。
4代目に設定された「ゴルフR32」は、1997年に市場投入されたモデルで、3.2L・V6エンジンにハルデックス・カプリング式フルタイム4WDを採用し、ゴルフの質感を飛躍的に高めた。
7代目は2012年に登場し、新世代モジュラープラットフォーム「MQB」を採用。ダウンサイズターボ化を推進し、安全性の基準を飛躍的に向上させた。展示車は「ゴルフTSIトレンドライン」。
最新の8代目はプラットフォームを「MQB evo」に変更し、48Vマイルドハイブリッドシステムを装備したエンジンを搭載。太く特徴的なCピラーのデザインを継承しつつ、現代の技術を結集させたモデルとなっている。展示車は「ゴルフTDI Rライン」の予定だ。