テスラ(Tesla)のイーロン・マスクCEOは1月14日、新型電動ピックアップトラック『サイバートラック』が、中国で公道走行の認可を取得するのは非常に困難、との見方を示した。
マスクCEOは、その理由を明らかにしていないが、ひとつのヒントになるのが、欧州でのサイバートラックに対する評価だ。非営利団体の欧州交通安全評議会は、「テスラがサイバートラックを欧州に導入しないことを望む」との声明を発表している。
欧州交通安全評議会によると、サイバートラックの重く硬い金属構造が万一の衝突時、歩行者や自転車にとって危険な可能性があるという。
なお、マスクCEOは、中国での展示用にサイバートラックのプロトタイプを輸出することは可能、としている。