キャンピングカーのシェアリングサービス事業を展開するカーステイは、カーステイが運営するキャンピングカーに特化したカーシェアとレンタカーのITプラットフォームに、高級キャンピングカーを追加登録した(12月22日発表)。
ラインナップ拡充にあたってカーステイは高級キャンピングカーレンタカー5社と提携した。借りられるキャンピングカーには、各社や個人が保有する車両価格1000万~2000万円台の海外製を含む。
カーステイ利用者は、メルセデスベンツ『スプリンター』をベースにしたキャンピングカー、フィアット・アドリアのキャンピングカーやモーターホーム、ルーフトップテントを積んだレクサスやジープなど、約30台の、デザイン性が高く、高級感のある車両を借りることが可能だ。
料金は、メルセデスベンツ『vanpoint』が24時間1万6000円から24時間、フィアット『デュカト・アドリア』が24時間2万円から、など。最高価格は、米エアストリームが内装を手掛けたメルセデスベンツ・スプリンター・ベースの『インターステート』で、24時間6万9300円からだ。
年末年始やスキー、温泉旅行など冬ならではの旅行や、春以降の国内旅行の需要に向けて、各地での宿泊施設の不足解消に貢献し、宿泊施設の代替えとなる“動くホテル”として、幅広い車種の選択が可能だ。
今回のラインナップ拡充にあたってカーステイが提携したのは、ラグジュアリーモーターホーム(本社:北海道苫小牧市)、RMS CAMPER RENTAL(本社:大阪市)、トヨタモビリティ東京(本社:東京都港区)、Vanlife Journey GLAMP(本社:名古屋市)、GLAMPINGCAR(本社:東京都港区)の各社。
カーステイは今後、全国各地の高級キャンピングカーのレンタカー会社や個人との提携を強化、カーシェア・レンタル台数の増加を目指すとともに、旅行会社やホテルなどとの連携も強化する方針だ。なお、カーステイに登録されているキャンピングカーは現在、約490台で、レンタルとカーシェア合計では国内最大規模の車両台数。