本当の意味での「初代スイフト」が登場したのは2004年だった【懐かしのカーカタログ】 | CAR CARE PLUS

本当の意味での「初代スイフト」が登場したのは2004年だった【懐かしのカーカタログ】

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スズキ・スイフト(2004年)当時のカタログ
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今から19年前の2004年11月、世界戦略車の位置づけで登場したのが『スイフト』。以来169の国と地域で累計販売台数は900万台を誇り、この12月には新型が発表となった。

スイフト名義は2000年登場のSUV風だった初代があったが、スポーティーなデザインと走行性能の新型コンパクトカー(発表当時のニュースリリースより)として登場したのが写真のカタログの世代。

プラットフォームが一新され、開発者が欧州でデザインや走行性能を入念に練り上げ、世界戦略車として魅力あふれるスポーティなコンパクトカーに仕上げた(同)というクルマで、生産も日本、ハンガリー、インドそして中国と、スズキの新型車としては初めて世界4カ国一斉に生産が立ち上げられた。

実車はパリモーターショー(2002年)でコンセプトカーとして初公開、2003年の東京/フランクフルトショーではオープンモデルも公開された。それまでのスズキ車とはひと味違う、シンプルでクッキリとしたスタイリングは、以降の世代でもイメージが踏襲されたほどのまとまりのよさ。

ボディの4隅にタイヤとフェンダーアーチを張り出させ安定感をもたせ、A/Bピラーを黒塗りとしウインドゥ部分を連続させた“上屋”との組み合わせは小気味いいもの。リヤコンビランプは、独特のショルダーラインとの連続性のあるデザインだった。

インテリアもクリーンなデザイン。インパネ中央のオーディオパネルに上質なアクリルを用いアクセントにしていた。運転席についてはスライド量を240mm(前型+60mm)とし、30mmの調整が可能なシートリフター(設定車)は前方向にへ45mm、座面角度も最大5度変化する設定となっていた。

搭載エンジンは当初は1.3リットルと1.5リットルの2機種。2005年9月になると、オールアルミ製の1.6リットルDOHC VVTエンジン(M16A型、92kW/148N・m)搭載の『スイフトスポーツ』を登場させた。

《島崎七生人》

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