当コーナーでは、ドライバーの日々のカーライフに関連する「社会・経済」情報を横断的に紹介している。前回からは「JAF」についての解説を開始した。今回は、JAFを活用する場合の費用について説明していく。
ところで、JAFに入会することなくJAFのロードサービスを活用したことがあるドライバーも少なからずいるはずだが、そのとき「JAFは高い」、そう感じた人もいるだろう。そうであれば「入会金も高いのでは…」とイメージしているかもしれないが、実際は案外そうでもない。
ちなみに「ロードサービス」の非会員の利用料金は、主には以下のとおりだ。「バッテリー上がり」は1万3130円、「パンク」は1万3330円、「キー閉じ込み」は1万5230円、「燃料切れ」が1万6770円(サービスカー通行料・燃料代別途)となっている。
ピンチが救われるのだから安いもの、とも思えるが、臨時の出費としては小さくはない。しかし、会員ならこれら「ロードサービス」を無料で利用できる(燃料切れについては燃料代は別途)。
で、個人会員の入会金と年会費はそれぞれ、2000円と4000円だ。つまり先述の主要な「ロードサービス」を1回でも利用すれば楽々元が取れる。
なお、この計6000円の費用をさらに安くする方法がある。まずはクレジットカードにて入会すると、入会金が500円割引かれる。また、3年一括払いなら1000円が、5年一括払いなら2000円が割り引かれる。
さらには個人会員と同居または生計を一にしている家族であれば、「家族会員」に入会できる。「家族会員」はかなりお得だ。入会金が無料となり、年会費は2000円で済む。
そしてJAFでは現在、いくつかのキャンペーンを実施中だ。例えば、d払いにてJAFに入会すると(キャンペーン期間は、2023年9月1日から2023年10月31日まで)、もれなく1000ポイントが還元される。なおこの1000ポイントは、通常時の購入金額200円(税込)につき付与される1ポイントとは別にもらえる。
さらには、最大1万5000ポイントがもらえることもあるという。1等が1万5000ポイント、2等が5000ポイント、3等が500ポイント、これらのいずれかが10人に1人の確率で当たるとのことだ。
キャンペーンは他にもある。PayPayポイントがもらえるキャンペーンとWAONポイントがもらえるキャンペーンも、併せて実施されている。
なおJAFに入会すると、「ロードサービス」以外の会員特典も受けられる。その内容は次回の記事にて解説する。乞うご期待。