ブガッティ(Bugatti)は8月10日、ハイパーカー『シロン・スーパースポーツ』をベースにした1台限りの「Golden Era」(黄金時代)を発表した。
同車は、ブガッティのコレクターが注文した1台だ。特別なシロン・スーパースポーツを求める顧客に対して、ブガッティからの提案が、ブガッティのブランドアイコン45台のスケッチを、内外装に手描きするというものだった。
ブガッティはその歴史を振り返ると、エットーレ・ブガッティ、ジャン・ブガッティ、ローラン・ブガッティの時代に、最初の黄金時代を築いた。そして、1987年からのブガッティが、第2の黄金時代にあたるという。
『シロン・スーパースポーツGolden Era』の助手席側には、1926年に発表され、最もラグジュアリーと賞賛された『タイプ41ロワイヤル』や、史上最も美しいクルマとして知られる『タイプ57SCアトランティック』などのアイコンが、26枚の手描きのスケッチで描かれた。運転席側には、1987年以降のブガッティの再生と成功を、『EB110』から『ヴェイロン』、『シロン』へとたどる19枚のスケッチで描き出している。