資源エネルギー庁が発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、7月24日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比0.8円高の174.8円で10週連続の値上がりとなった。
経済産業省はガソリン価格を抑えるため2022年から導入していた補助金について、1リットルあたり25円の補助上限額を6月から段階的に引き下げ、9月末で終了すると発表。ガソリン価格は上昇傾向にある。
地域別では北海道が前週比1.7円高の173.5円、東北は0.8円高の173.1円、関東は0.9円高の174.9円、中部は0.4円高の174.2円、近畿は1.4円高の174.7円、中国は1.0円高の173.9円、四国は0.5円高の175.3円、九州沖縄は0.6円高の177.2円。全エリアで値上がりとなった。
ハイオクは185.6円、軽油は154.46円。ともに前週から0.8円の値上がりとなった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、7月26日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は165.1円/リットル(前週比+1.2円)、ハイオクは176.0円/リットル(+1.5円)、軽油は140.2円/リットル(+0.3円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
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