国土交通省は、図柄入りナンバープレートの普及に貢献した10地域、34地方公共団体に対し、自動車局長から初めて表彰する。
図柄入りナンバープレートは、海外市場で地域振興やイベントの機運醸成などを目的に独自の図柄を使用したナンバープレートが交付されていたものを参考に、日本では、ラグビーワールドカップの開催機運醸成のため、2017年から導入した。
初めて導入した2018年と翌年の2019年に、地域振興、観光振興につながる「地方版図柄入りナンバープレート」の交付を開始している。地方版図柄入りナンバープレートの普及促進によって、日本の各地域の特徴が鮮明となり、観光資源のPRにつながることが見込まれている。
こうしたことから、今回、図柄入りナンバープレートの普及に貢献した10地域、34地方公共団体に対して自動車局長から初めて表彰することにした。5月30日に表彰式を開催する。
対象は地方版図柄入りナンバープレートの普及率の高い地域。表彰されるのは2018年の普及率トップとなった山梨県の「富士山」(4.04%)、2位の「熊本」(2.81%)、3位の「福山」(2.61%)、4位の静岡県の「富士山」(2.57%)、5位の「奈良」(2.08%)。
2019年トップの「飛鳥」(6.29%)、2位の「出雲」(3.91%)、3位の「松戸」(3.85%)、4位の「弘前」(3.74%)、5位の「江東」(2.93%)と合計10のナンバープレート。