横浜ゴムは5月25日、中国でスポーツ系アルミホイール「ADVANレーシング」の模倣品排除に成功したと発表した。
横浜ゴムは中国・広東省佛山市にて、正規販売ルート以外のインターネット通信販売(ECサイト)や販売店舗でADVANレーシングの模倣品を販売していた5社の情報を佛山市市場監督管理局に提供、行政摘発の申立てを行った。これを受け、佛山市市場監督管理局は2023年1月11日、模倣品販売業者5社を同時に摘発し、模倣品を押収。その後、模倣品販売業者5社全てに対してアルミホイール模倣品の破棄と過料の支払いを命じる行政処罰を決定した。
横浜ゴムは2021年にも中国で行政摘発の申立てを行い、同社製アルミホイールの模倣品排除に成功している。今後も国内・海外を問わず、模倣品製造販売等の知的財産権の侵害行為に対して断固たる姿勢で臨み、すべてのユーザーが安心して同社製品を使用できるよう取り組みを強化する。