岡山トヨペットは5月9日、春の全国交通安全運動期間に先駆け、交通事故ZEROプロジェクト第10弾として、PR動画「横断歩道の恋?」を公開した。
岡山トヨペットは、2016年より交通事故ZEROプロジェクトをスタートし、PR動画をはじめとする交通安全啓発活動に取り組んでいる。第10弾となる今回のPR動画のテーマは、第8弾、第9弾に続き「信号機のない横断歩道での車の一時停止」だ。
日本自動車連盟(JAF)の調査によると、岡山県は「信号機のない横断歩道での車の一時停止」は10.3%で2021年の全国ワースト1。この結果を受け、昨年岡山トヨペットは「止まろう岡山」という横断歩道での一時停止を啓発するPR動画を公開したほか、県内では官民一体となって一時停止を促す活動を展開した。すると、2021年に10.3%だった一時停止率は、2022年調査では49.0%と、38.7ポイントの大幅改善。伸び率は全国2位で、順位も最下位から20位となった。
その一方、日本全国で見ると「信号機のない横断歩道での車の一時停止」率は平均39.8%で、以前と比較すると徐々に改善しつつあるものの、いまだに60%以上が一時停止をしていない。岡山トヨペットは、岡山県の大幅改善の流れを全国に広げて、日本の一時停止率を底上げしていくために、PR動画「横断歩道の恋?」を制作した。
動画の舞台は横断歩道。道をはさんで高校生の男女が向かい合っている。「俺のこと気づいてるかな?」「目があった気がする」 。声をかけることもできず、心の中でつぶやく日々が続く。時が経ち、大学生になった2人。「待ってるだけじゃ」「思い切って手あげてみる?」「期待してる私がバカだよね」 。諦めそうになったり、勇気を出そうとしたり…もどかしさは募る。さらに時間は流れ、2人は社会人に。「進まなきゃ」「今日こそは絶対に」。ついに一歩を踏み出した2人を待ち受ける意外な結末とは。