3月24日に東京都の国立競技場で開催されたキリンチャレンジカップ2023(ウルグアイ戦)の会場にて、トーヨータイヤが特設ブースを展示。東京オートサロン2023で初お披露目されたトヨタ『GR86』を展示した。
足元には先日3月に発表されたプレミアムスポーツタイヤの「PROXES Sport 2(プロクセス・スポーツ2)」を装着。ワイド化されたボディ形状に合わせて、フロント:245/35 R19、リア:275/35 R19のタイヤが組合される。
プロクセス・スポーツ2の特徴を端的に表現すると、スポーツ性能が優れているのがポイント。もちろんサーキットではなくストリートでの性能に主眼を置いて開発されているので、快適性も犠牲になってはいない。
さらにニュルブルクリンク24時間耐久レースによってフィードバックされたノウハウを活かすことで、日常の市街地から、高速道路ワインディング、はたまたウェットコンディションまで環境を選ばずに安定した性能を発揮してくれる。
加えてIN/OUT側のコンパウンドを変更することでハンドリング性能を向上させ、さらに新プロファイルと高剛性ベルト採用によって操縦安定性が高められた。フラッグシップブランドのプロクセスに相応しいトータルバランスに優れるタイヤだ。
ホイールにはレイズ製の「グラムライツ 57XR」のブロンズカラーを装着。ドリフトのプロ競技にも使用されているコンペティションスペックのホイールを取り入れることで、走りのイメージを強く演出する。
エクステリアに注目すると、GR86をスーパーカーへ進化させるエスデザイン製のコンプリートキット「SD3」を装着。ベースのナローボディの原型を留めないほど大幅にワイド化が施されており、ドア部やBピラーに設置されたウイング形状の追加パーツがレーシーさを引き立てている。
当日は雨模様であったが、試合開始前には観客たちが足を止めて写真を撮影するなど注目を集めていた。また、トーヨータイヤは28日に大阪府ヨドコウ桜スタジアムにて開催されるキリンチャレンジカップ(コロンビア戦)にもブース出展を予定している。