そのタイヤ大丈夫? 激安なのに確かな走りを実現する2モデルを徹底チェック! | CAR CARE PLUS

そのタイヤ大丈夫? 激安なのに確かな走りを実現する2モデルを徹底チェック!

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そのタイヤ大丈夫? 激安なのに確かな走りを実現する2モデルを徹底チェック!
  • そのタイヤ大丈夫? 激安なのに確かな走りを実現する2モデルを徹底チェック!
  • ちょうどタイヤ交換時期であろう前型ノアを2台用意して乗り比べを行った
  • 素直で軽快な走りをするミネルバ
  • 適度な舵角反応で不用意な動きを抑えて安心感ある走行が可能
  • ミネルバ209は1本5,150円と性能を考えるとかなりお買い得
  • 十分なグリップ性能と静粛性を有している
  • トヨタ ノア×ミネルバ209
  • 高速道路での走行もスムーズにロードノイズを抑えながら走ってくれる

当たり前のことだが、クルマを維持するにはさまざまなコストがかかる。そうしたなかでもタイヤにかかるコストは大きなウエイトを占めるもののひとつだ。

◆クルマにとってタイヤは重要部品
分かっていてもコストの問題が・・・

タイヤは残り山をスリップサイン近くまで使用するのは非常に危険なことといえる。溝の深さはとくにウエット性能に大きく影響する。溝が減ることで制動距離が伸び、さらに止まらなくなっていくのだからその危険性はより高くなると言わざるを得ない。

だからといって湯水のようにタイヤを交換するのは簡単なことではない。少しでもランニングコストを落としたいと思うのは当たり前の感情だ。そうしたなか、選択肢のひとつとして考えられるのがリーズナブルなタイヤを選ぶという方法。最近はさまざまな商品がネット通販で販売されているが、タイヤもネット通販で売られるものが増えつつある。今回はオートウェイという輸入タイヤのネット通販が扱う2種類のタイヤを試乗しその実力をチェックした。

◆性能高くコスパも実感出来る
ハイフライ&ミネルバを試す

試乗車であえて先代モデルのノアをチョイスしたのはタイヤ交換時期の迫っている場合が多いのでは?という事。装着するタイヤサイズは195/65R15の純正サイズとなり、ハイフライHF201というブランドのものはロードインデックス&スピードレンジが91V、ミネルバ209というブランドのものは91Hとなる。価格はハイフライHF201が5,100円(1本/送料税込)、ミネルバ209が5,150円(1本/送料税込)と、かなりリーズナブルだ。

試乗はワインディング、高速、市街地の3ステージで行った。ハイフライHF201はコンフォート系のタイヤとのことで、一般道と高速道路での安定性が高い印象。パフォーマンス系タイヤではないので、ステアリング操作に対するタイヤの反応はクイックではなく適度なゆったり感を持ったもの。こう書くとグニャッとした手応えなのかと思われがちだがそんなことは決してなく、高速道路での車線変更時もグッと粘ってくれる。

ハイフライHF201のロードノイズに関しても一般的な許容範囲に収まっていて、特別うるさいと感じる事は無いのも嬉しい要素。安全運転に必要となる操作性や乗り心地もバランス良く整えられているタイヤだと思える。それが1本5,100円という価格となればかなり優秀なタイヤだと言えるだろう。

そしてミネルバ209だが基本的な性能についてはハイフライHF201と同等レベルという感触。ミネルバ209も微少舵角でのステアリング操作に対する反応は適度なゆるさを持ったものだ。タイヤはキビキビ反応すればいいと思っている方もいるが、けっしてそうではない。現代のクルマは車線維持機能を持つクルーズコントロールが装備されるモデルが多い。微少舵角でキビキビ反応するタイヤは、車線維持機能が働いたときにクルマが不用意な動きとなる。ミネルバ209の反応はじつに適度でちょうどいい印象だ。

そんなミネルバ209はワインディングでの走りも気持ちのいいものだった。フルブレーキングというほどの強いブレーキングは行っていないが、減速感は十分な印象。コーナーに向かってステアリングを切っていくと素直にタイヤが反応。舵角に対するコーナリングフォースの発生具合も多すぎることも少なすぎることもなく的確なもの。回り込んだコーナーでステアリングを戻した際の挙動変化も素直で扱いやすいハンドリングであることが確認できた。

◆ネットで買えても交換作業はどうする?
全国3400ヶ所の加盟店で装着OK!

どちらのタイヤも5,000円ちょっとの価格で「5,000円ちょっとの価格でこの性能が出るの?」というのが正直な印象。こりゃあ、コスパは凄いと感じさせる。しかし問題となるのがタイヤを通販で買っても、自分で組み替えてクルマに装着するのは難しい、というよりも無理。だが安心してほしい、ミネルバ209やハイフライHF201を扱っているオートウェイは、タイヤピットというサービスを全国的に展開しているのだ。

タイヤピットは、タイヤの交換・取付・販売を行う加盟店を紹介するポータルサイト。タイヤピットに登録している作業可能店は全国3400カ所にもおよぶ。作業工賃などは全国統一なので、自分の都合のいい場所で取り付けを行える。さらに素晴らしいのが買ったタイヤを直接作業店に送付できること。タイヤはそれなりに大きなものなので、通販だからといって自宅に送られてきたらちょっと困りものだ。

ちなみに今回の195/65R15サイズのタイヤ交換料金は1本1,980円。この料金にはクルマからタイヤ&ホイールを取り外し、新しいタイヤを組み込み、バランス取りを行い、新しいタイヤ&ホイールを組み付ける、という一連の作業料金すべてを含む。実際の作業時には、ここに廃タイヤ処理料が必要。また必須ではないが、バルブも交換することもオススメ。今回紹介したタイヤが1本5,000円程度で、タイヤピットでの工賃を合わせても4本で3万円弱となるが、これだけの性能をもつタイヤをこの金額で交換出来るのであればまさにコスパの高い製品だと言えるだろう。(すべて価格は2023年1月現在

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《諸星陽一》

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