進化が顕著な魅力的なカーアクセサリーを厳選して紹介している当シリーズ。今回は、スマホを始めとする電化アイテムの充電をサポートする「USBソケット」の注目株を3品、ピックアップする。充電ポートを増設したいと思っていたドライバー諸氏は、要チェック。
最初に、SEIWA(セイワ)からリリースされている『フィットダイレクトソケットA+C(F337)』(価格:オープン、実勢価格:2180円前後)から紹介しよう。当品は、車両のシガーソケットに直接挿し込んで使用する増設ソケットだ。なお本体にもソケットを装備するのでソケットを潰さないで済む。ちなみにポートは、1つがタイプAでもう1つがタイプC。で、当品は機能が充実している。プラグ部にはヌケ防止のリングを備え、本体のソケットにもヌケ防止リングが装備されている。そしてUSBポートはともに、どちら向きでも挿せるリバーシブルタイプ。iPhone/Androidを自動で識別し最適充電するICも内蔵。プラグ部が角度調節可能(180度)なことも、ストロングポイントだ。
次いでは「Kashimura(カシムラ)」の『DC-24W-USB 2ポート QC3 自動判定(DC-047)』(価格:オープン、実勢価格:1410円前後)を紹介しよう。当品は、車両のシガーソケットにダイレクトに挿して使うUSBソケットだが、最大の特長は「コンパクトなこと」にある。シガーソケットに挿したときにほとんど出っ張らないので、車両に装備されているソケットのフタを閉められる。その上で当品は機能も多彩だ。まずはQuick Charge 2.0/3.0の高速充電に対応していて (最大18W)、2ポート同時使用時は最大5V4.8A出力が可能だ。また充電するアイテムを自動判定し最適な充電を行える。そして暗い状況でもUSBポートを照らす青色LEDランプも装備する。走行中の振動にてソケットから抜けてしまうことを低減する構造も採用済みだ。
最後にもう1つ、「Kashimura」から発売されているこちら、『純正風 DC-4.8A USB2ポート 自動判定(DC-048)』(価格:オープン、実勢価格:1300円前後)をお見せしよう。当品も車両のシガーソケットに直接挿し込むタイプだが、こちらは純正風のデザインが採用されていることが最大の特長だ。そして、使用しないときにはカバー(フタ)をしておけることも利点。なおそのカバーは、通電時には白く光り、カバーをしているフタでは充電マークが点灯する。ポートは2口備え(合計4.8A)、接続した端末を識別し最適な出力を自動的に判定する機能も搭載。また、12V/24V車の両方に対応するので、軽自動車から大型車までさまざまな車種にて使用可能だ。
今回は以上だ。次回以降も気の利いた便利品をどしどし紹介していく。お楽しみに(記事中の価格はすべて税込。実勢価格は編集部調べ)。