あいおいニッセイ同和損害保険は、オックスフォード大学発スタートアップ企業で自動運転システムの開発を手掛ける英国のOxboticaと資本業務提携を締結した(2022年12月締結、2023年1月11日発表)。
Oxboticaは、あらゆるモビリティ・場所に対応し、エコで安全、持続的に走行可能とする自動運転を目指して自動運転システムを開発しており、世界の様々な産業における自動運転プラットフォーマーになることを目指している。
2022年5月には欧州の公道で初となる無人自動運転の実証実験を実施するなど、自動運転システムで高い技術水準を持つ。
あいおいニッセイ同和と Oxboticaは2022年5月に協業で合意し、無人運転実証実験に対して、おいおいニッセイ同和の欧州子会社が無人自動運転車向け専用保険を提供した。今回、連携を強化するため、資本業務提携を結ぶことで合意した。
あいおいニッセイ同和は、Oxboticaの自動運転システムを活用しながら、完全自動運転の特徴を踏まえた保険のあり方を検討する。2015年に欧州子会社が買収した英国テレマティクス自動車保険大手のInsureTheBoxや、世界各地で培ったテレマティクスのノウハウも活用し、高度なデータサイエンスを駆使した無人自動運転車向けの商品・サービス開発を、Oxboticaに出資する他の戦略的株主とも論議しながら進めていく。
また、あいおいニッセイ同和の研究開発拠点とも連携して取り組みの加速と深化を図り、商品・サービス開発を進めて、自動運転車の普及促進につなげる。