布製タイヤチェーン『スノーソックス』に軽自動車用が登場、日本専用に強度アップ | CAR CARE PLUS

布製タイヤチェーン『スノーソックス』に軽自動車用が登場、日本専用に強度アップ

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イッセ・スノーソックス
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  • 発表当日は実装の実演と体験も行われた
  • 来日して挨拶をするイッセ社の代表取締役ジョルディ・アギレラ氏

2019年に日本市場での販売が開始された布製タイヤチェーンのリーディングメーカー、イッセ。その『スノーソックス』に、新たに日本専用サイズが投入されることになった。

今回投入されるのは日本独自の規格、軽自動車にフォーカスしたもので、タイヤサイズでいうとタイヤ幅145~165、リム径で12~15インチサイズに適したもの。新たなスノーソックスのサイズは54サイズおよび58サイズというもので、このサイズ自体は従来から存在していたのだが、2022年仕様はそれをリニュアルしてよりフィット感の強いものにしたものだという。

この布チェーンの最大の利点は、装着が楽なこと、および携行が楽なことにあり、今回明らかにされたのは日本仕様に関しては特別に仕様を変えているという点だった。日本のユーザーの厳しい眼に対して品質を他地域の仕様と比べて変えているとのことで、中央ゴム部を他の国・地域向けの商品に比べて高強度のものを使用し、布の接合部の縫合に使用される糸も日本向け商品のみポリエステルの10倍の強度の糸を使用するなど、強度に関してかなり他との差別化を図っている点が強調されていた。

取り付けはいたって簡単で、タイヤに「着せる」感覚で行え、取り付けは3分で行えるとある。慣れれば1本そのくらいだろうが、実際に試してみると5分程度である。それでも十分に速い。

価格は、軽自動車用の54、58サイズ「スーパーモデル」が1万7200円(税込1万8920円)、同「クラシックモデル」が1万1900円(税込1万3090円)。

なお、原材料価格および物流費の高騰、さらに上記したローカライズに伴う研究開発のコスト増などに伴い、全ラインアップで2022年6月1日よりメーカー希望小売価格を改定している。

《中村 孝仁》

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