MOTAは「車中泊に関するアンケート」を実施。車中泊では「お風呂・トイレ」や「暑さ・寒さ対策」で困ったことがある人が多いことがわかった。
近年のアウトドアブームで、クルマの中で寝泊りして旅行をする「車中泊」を楽しむ人が増えている。しかし、車中泊経験のない人とって、その実態はよく見えないもの。今回は過去3年以内に車中泊を行った人に「車中泊の面白さ」や「困ったこと」などを尋ねた。
まず、車中泊の年間実施回数について尋ねたところ、「1~3回」(77.5%)が2位の「4~6回」(12.5%)と大差をつけてのトップ。「10回以上」と答えたヘビーユーザーも6.7%いた。「コロナ以前と比較して、車中泊へ出かける機会が増えたか」という質問には、「変わらない」が40.8%、「減った」が34.2%。「増えた」は25.0%にとどまった。車中泊に出かける人数については、「2人」(41.7%)が1位、「1人」(40.8%)が僅差で2位。また、出かける相手を年齢別で見ると、20代・30代は「家族みんなで」、50代・60代は「夫婦ふたり旅」が多いようだ。
車中泊の良さについては、やはり「費用が安い」(64.2%)が1位。以下、「時間の制約がなく、旅のスケジュールが組める」(61.7%)、「アウトドア気分が楽しめる」(47.5%)、「予約なしでも宿泊できる」(44.2%)と続いた。
一方、車中泊で困ったことについては、1位は同率で「お風呂やトイレなどの対応」と「暑さや寒さ」(51.7%)。3位が「寝心地の質」(47.5%)。4位の「安全面に対する不安」は60代(56.5%)で高くなっている。車中泊のために購入したもので多かったのは、「ベッドマット」(68.4%)と「遮光用カーテン」(61.4%)。寝心地や睡眠の質を高められるアイテムが1位2位を独占している。3位は「電源設備・大容量バッテリー」(38.6%)。自宅で使っている電化製品をクルマに積み込んで、自宅にいるかのような快適な車中泊を楽しみたい人が多いようだ。
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