モビリティテクノロジーズ(MoT)は8月1日、次世代AIドラレコサービス「ドライブチャート」がファミリーマートおよびローソンの社有車に採用されたと発表した。
ドライブチャートは、ドライブレコーダーをベースとした専用車載器から得られる各種データから、交通事故に繋がる可能性の高い危険シーンを自動検知し、運転傾向を分析する交通事故削減支援サービス。タクシーや営業車、長距離トラックなど、関東・中京・京阪神エリアを中心に現在契約車両は約4万台にのぼる。
また、白ナンバー事業者を対象としたアルコールチェックの義務化に伴い、ドライブチャートではアルコールチェッカーとのデータ連携機能を実装。帳票の一元管理を可能にし、走行実績の有無や走行時間、アルコールチェックのタイミングなどの突合にかかる手間を削減し、安全運転管理におけるDX推進を支援する。
ファミリーマートではこれまでも、社有車の交通安全対策として、ドライブレコーダーを活用した運転指導や社内研修・トレーニングなどを実施し、事故削減に取り組んでいる。今回、交通安全対策の強化を図るにあたり、AIで交通事故に繋がるリスク運転を可視化し、運転手ごとの運転傾向を把握できる点を高く評価し、すべての社有車にドライブチャートを導入する。また、ローソンも交通安全対策のさらなる強化を図るため、ドライブチャートの導入を決定した。