中日本自動車短期大学(NAC)は、高校生が選ぶ「第1回NACカー・オブ・ザ・イヤー」の結果を発表。国産車部門でトヨタ『GR 86』と『スープラ』、輸入車部門でダッジ『チャレンジャー』がそれぞれ1位に選ばれた。
NACは約2万5000人の卒業生を輩出してきた日本有数の自動車整備士養成大学だ。2000年にはイタリア国立フェラーリ工業専門学校と姉妹提携、2009年には「モータースポーツエンジニアリング学科」を設置。学生たちがメカニックやドライバーとして参戦するレースや、国内で開催される様々なレースにメカニックとして同行するインターンシップなど、実践的かつユニークな取組を行っている。
初開催となるNACカー・オブ・ザ・イヤーは、若者の車離れが叫ばれる中、免許取得前の高校生が憧れる人気のクルマを決めようという取り組み。「国産部門」と「輸入車部門」の2部門を設定し、LINEのトーク画面から投票を募った。
その結果、国産車部門ではGR 86とスープラが同点でトップ、3位には日産『GT-R』がランクイン。輸入車部門ではダッジ『チャレンジャー』が1位、2位は同点でフォード『マスタング』とメルセデスAMG『GT』となった。
なお、NACでは7月31日に開催するオープンキャンパスで上位入賞モデルを展示する計画を進めている。