輸入車買取サービス「外車王」を運営するカレント自動車は、輸入車に興味のある人を対象に、輸入車EVについてのアンケート調査を実施。乗りたいと思う輸入車EVでテスラ『モデル3』が1位となった。調査は輸入車に興味のある男女254名を対象に、6月8日から7月7日にアンケートで実施した。まず、次に車を購入するならEVを購入したいかと尋ねたところ、「EVを購入したい」人が42.5%に対し、「EVを購入したくない」は57.5%。市場に出回り始めたばかりだが、「EVを購入したい」と回答したユーザーは4割以上となっており、今後も増えていくことが予想される。一方、「EVを購入したくない」理由については、「航続距離が短い」「まだ充電環境設備が整っていない」「ガソリン車のエンジン音が好き」といった意見が多く集まった。輸入車EVに対して性能面で疑問をもっていたり、出先やマンションでの充電設備が不十分であることからインフラ面に不安を持っているということが読み取れる。輸入車EVを購入したいと回答したユーザーの中で、欲しいと思う輸入車として最も得票数が多かったのはテスラ『モデル3』で36票という結果だった。メルセデス・ベンツやポルシェ、アウディなどこれまで国内で多くのファンを集めてきたメーカーを抑えてテスラが最も得票数が多かったことから、EV専業メーカーに対する期待感が大きいということが伺える。テスラを選んだ理由として「デザインや見た目がいい」「急速充電が可能」「コストパフォーマンスが高い」などの理由が多く、デザイン面や性能面、価格面でも高く評価されているようだ。2位はメルセデス・ベンツ『EQA』(28票)、3位はポルシェ『タイカン』(23票)。「これまでベンツに乗ってきたから」「ベンツに対する信頼感」「ポルシェの製品だから」などの意見が多く、メーカーに対する絶大な信頼からEVになってもベンツやポルシェに乗りたいというユーザーが多くいることがわかった。
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