日本RV協会は、キャンピングカーを所有または興味を持っている人を対象に、「キャンピングカーのメンテナンス事情」に関する調査を実施。その結果を発表した。まず初めに、メンテナンスについて興味があるのかについて聞いたところ、94.4%があると回答した。2.5%が「いいえ」と答えたが、最も多い理由は「すべてプロに任せているから」で32.0%。興味がなくても安全に関わることはしっかりと対処しているようだ。このほか「難しそうだから」(20.0%)、「教わる人がいないから」(16.0%)、「重要性が分からない」(12.0%)が続く。メンテナンスの頻度については、「特に決めていない」と「半年未満」が同率で27.0%。続いて「3カ月未満」(22.0%)となった。おおむね短期間のうちに実施しているようで、メンテナンスをする季節については「特に決めていない」(74.3%)が大多数だった。メンテナンスをプロに任せる場合と自分で行う比率については、1位が「なるべく自分で行う」(35.2%)、続いて「ほとんどプロ任せ」(33.8%)、「半々くらい」(28.5%)となった。費用については、「必要があれば上限は設けない」という人も2割以上いたが、「項目によって異なる」(56.7%)がトップとなった。メンテナンスを行う際に気になる場所については、「車両本体」がトップで68.3%。「キャンピングカーの装備品」は29.6%にとどまった。もっとも気になるのは車両本体が「タイヤ」(26.1%)、装備品は「電装系」(30.7%)。実際にくるま旅に出かける前にチェックするポイントについては、「タイヤの空気圧、ひび割れや変形」(32.2%)、「サブバッテリーの充電」(25.9%)が多く、全体の約6割を占めた。過去にもっともメンテナンスに時間または費用がかかった装備品については、「サブバッテリー」(32.7%)がダントツトップで、2位が「FFヒーター」(10.6%)となった。
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