自動車業界向けプライス作成サービス「エアプラ」を運営するイプラは、車購入時における女性顧客に関する意識調査を実施。女性にとって「中古車販売店は入りにくい」という実態が明らかになった。コロナ禍により通勤スタイルは変化し、マイカー需要が高まっている。その中でも軽自動車の購入比率が高い女性顧客の新規開拓が重要となるが、集客に悩む中古車販売店も少なくない。今回、直近3年間に車を購入した20代~40代の女性を対象に、中古車販売店に対する意識調査を実施した。調査結果によると、中古車販売店のイメージについて、57.5%が「女性ひとりでは入りにくい」と回答し、29.4%が「説明が専門的でわかりにくい」と回答。中古車販売店に対し、一定数の女性が「敷居の高さ」を感じてしまっており、57.8%がテーブルに着座せず帰ってしまったことがあると回答している。その理由は、1位が「声をかけづらかったから」で46.2%、2位は「なんとなく居心地が悪かったから」で41.3%、3位は「雰囲気がよくなかったから」で30.8%。女性が中古車販売店に対して「敷居の高さ」を感じており、その影響もあってか長くとどまることに対し「抵抗感」を抱いてしまっていることがわかった。女性が中古車販売店に求めるものは何か。一番多かったのは「相談のしやすさ」で64.7%、以下、「わかりやすい説明」(57.2%)、「女性ひとりでも入りやすい雰囲気」(54.4%)と続いた。女性にとって「相談のしやすさ」や「わかりやすさ」、「入りやすさ」が重要なポイントといえそうだ。「わかりやすさ」に役立つものの1つが価格ボード(POP)。しかし、その印象について尋ねたところ、46.2%が「どの店も同じように見える」、41.9%が「価格以外の魅力が伝わらない」と回答。「手書きで書かれているため雑に見える」(24.7%)、「専門用語などがあってわかりにくい」(21.5%)といった意見も多く、女性にとってPOPは「わかりにくさ」を感じてしまうアイテムとなってしまっている。女性ひとりでも入りやすいお店づくりには、POPなどをわかりやすく工夫することも大切なことといえそうだ。
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