ホンダアクセスは、自家用車を持っている20歳~69歳のドライバー1000人に対し、車中泊に関する調査を実施。3人に1人が車中泊を経験していることがわかった。旅行・レジャーの際に“3密"を避けて寝泊まりをする方法の1つとして、車中泊に注目が集まっている。全回答者に、これまでに車中泊をしたことがあるか聞いたところ、「したことがある」は34.1%、「したことはない」は65.9%となった。男女・年代別にみると、車中泊をしたことがある人の割合は女性と比べて男性のほうが高い傾向がみられ、50代男性(50.0%)で最も高くなった。次に車中泊の経験がある人に、どのようなクルマで車中泊をしたか聞いたところ、「ミニバン」(31.4%)が最も高くなった。車中泊には、車内空間の広いミニバンが多く利用されているようだ。以降、「軽自動車」(20.5%)、「コンパクトカー」(17.3%)、「ステーションワゴン」(16.1%)、「セダン」(12.6%)が続いた。また、どのような場所で車中泊をしたか聞いたところ、「道の駅」(45.2%)が最も高く、次いで、「高速道路のサービスエリア・パーキングエリア」(40.2%)、「観光地やイベント会場の駐車場」(19.4%)、「車中泊OKの駐車場」(18.5%)、「キャンプ場」(18.2%)となった。車中泊のきっかけについては、「安く旅行・レジャーをしようと思った」(32.6%)が最も高く、費用を抑える目的で車中泊をしたという人が多いようだ。以降、「時間に縛られず旅行・レジャーをしようと思った」(19.4%)、「宿を気にせずあちこち回れる旅行・レジャーをしようと思った」(18.5%)が続いた。そのほか、「災害時の避難として車中泊を経験した」は4.1%と、災害時の避難がきっかけだったという人もみられた。車中泊での困りごとについては、「寝ても体が休まらない」(55.1%)が最も高く、次いで「寝られない」(27.0%)、「車内の温度調整ができない(寒い・暑い)」(24.3%)となった。男女別にみると、女性では「お風呂がない」は24.6%、「トイレが近くにない」は20.1%と、男性(18.8%、15.0%)と比べてそれぞれ5ポイント以上高くなった。続いて、車中泊経験者に、持っていると役立つと思うアイテム・カー用品を聞いたところ、「ブランケット」(34.9%)が最も高く、次いで、「クッション」(31.4%)、「寝袋」(26.4%)。温度調節や寝心地を良くするためのアイテムが上位を占めた。男女別にみると、女性では「ブランケット」は46.3%、「クーラーボックス」「カーテン・プライバシーシェード」は31.3%、「LEDランタン」は32.1%と、男性(それぞれ27.5%、21.3%、19.8%、17.9%)と比べて10ポイント以上高くなった。今後の車中泊意向については、「非常にしたいと思う」は11.1%、「まあしたいと思う」は27.3%で、合計38.4%。年代別にみると、したいと思う人の割合は若年層で高い傾向がみられ、20代では52.5%、30代では58.1%となった。
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