マツダの直営販売会社である関東マツダは7月17日に、本社および板橋本店(東京都板橋区)のリニューアル建設が竣工し、報道関係者に披露した。マツダの首都圏におけるブランド発信拠点でもあり、2013年に着手した都内4拠点でのネットワークが完成した。刷新した本社屋は地上8階建てで、うち1階から5階がショールームや整備工場、納車施設などを備える板橋本店となっている。新車ディーラーの機能にとどまらず、マツダの技術者やデザイナーらと顧客との交流の場や、乗り比べなどの試乗、新型車の評価調査などの拠点として活用する。マツダは国内営業本部とデザイン本部が協力し、関東マツダによるブランド発信も担わせた店舗開発に取り組み、13年にはまず内装のトライアルとして洗足店(東京都大田区)を刷新。その後、目黒碑文谷店(目黒区)、高田馬場店(新宿区)を新店舗とし、今回の本社・板橋本店のリニューアルで、計画していた4拠点体制ができあがった。同日、板橋本店で会見した国内営業担当の福原和幸常務執行役員は「東京ではマツダ車の購入検討者の約4割の方が輸入車も検討している。ブランドを発信するうえで一番大事な場所であり、首都圏でのマツダのプレゼンス引き上げにつなげていきたい」と、狙いを語った。関東マツダの山口滋己社長は「お客様にマツダらしい『顧客体験』をしていただけるよう、リニューアル拠点を積極活用していきたい。ただ、最後の決め手はヒトであり、当社の一人ひとりのスタッフが、熱い想いをお客様にお伝えできるよう取り組んでいきたい」と述べた。また、デザイナーによる店舗づくりへの参画を発案したマツダのデザイン・ブランドスタイル担当の前田育男常務執行役員は「ゼロからのスタートだったが、6年近くでここまで辿り着けた。マツダらしい様式がクルマ以外にもでき始めたかなと思っている。こうした店づくりによって、働くスタッフの接客への自信が高まったなどという成果も出始めている」と話した。
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