滋賀県の瀬田月輪自動車教習所に、成安造形大学の女子学生がデザインした「全面ラッピング教習車」が登場した。教習所と言えば、どうしても「怖い」「不安」「難しい」といったネガティブな場所だと考える人はいまだに多い。そこで同教習所は近隣の成安造形大学の学生と協力し、かわいいデザインの全面フルラッピング教習車の制作を決定。堅苦しいイメージからの脱却を図ったという。全面ラッピング教習車のデザインは、「GIRLY」(女の子らしく、かわいらしい)をテーマに、コンペ形式で学生から公募。その中から最優秀作品となった、メディアデザイン領域グラフィックコース3年生の村田純里さんのデザインを採用した。滋賀県のナンバープレートが「ゲジゲジナンバー」=ゲジナンと呼ばれていることに着目し、アピールするとともに女子大生が乗りたくなるようなかわいらしいデザインになった。デザイン発案者の村田さんは、「かわいらしいだけでなく、教習所がある滋賀県に繋がるようなデザインを意識しました。ゲジゲジみたいと言われている『滋』を敢えてモチーフにしました。ゲジナンが持つイメージをポジティブに変えてくれるだけでなく、『あれって、ゲジナンをモチーフにしているデザインだよ』とSNSで発信したくなるようなデザインにしました」とコメントしている。
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