損害保険ジャパン日本興亜は10月15日、コミュニケーションアプリ「LINE」を活用した事故受付・事故対応サービスを10月から開始したと発表した。「LINE」で事故の連絡からその後の手続きまでを一貫して対応するサービスは保険業界で初めて。同社では、スマートフォンの急速な普及に対応し、顧客ニーズに合ったコミュニケーション手段を提供するため、国内月間利用者数7600万人を超え、生活インフラとして幅広く浸透している「LINE」を保険金請求時の新たなコミュニケーション手段として導入する。事故の連絡やその後の手続きのコミュニケーション手段に「LINE」を活用するトライアルを今年6月から一部地域で実施してきた。トライアルの効果検証では「LINE」特有の利便性の高さや迅速な顧客対応など、高く評価された。特に保険金支払拠点では、顧客とのコンタクトに要する時間が電話に比べ、約50%削減される効果を確認できた。顧客からの高い評価や業務効率化の効果をふまえ、サービスを本格的に開始する。サービスでは、「LINE」が提供する法人向けカスタマーサポートサービス「LINEカスタマーコネクト」を活用し、事故受付・事故対応時、保険契約者と担当者がテキストチャットや画像のやり取りを行うサービスを提供する。顧客は事故時の損保ジャパン日本興亜とのやり取りをチャットで行えるようになるほか、これまで契約者が郵送していた書類(領収証や損害写真など)を、チャット上で画像送信することで請求できる。損保ジャパン日本興亜のLINE公式アカウントを友だちに追加し、アカウント上のメニューから利用するサービスを選択することで利用可能となる。今年12月には「LINE」が提供する法人向けLINEアカウントの「通知メッセージ」を活用し、顧客に広域災害時のメッセージ通知を行う予定。これによって災害時の保険金請求方法やお役立ち情報の配信、「LINE」による事故受付の案内が可能となる。
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