日本損害保険協会は18日、ホームページ上に、自動運転に関する特設ページを開設した。特設ページは、自動運転に関する情報提供を通じて、損害保険業界として安全・安心で円滑な道路交通社会の実現に寄与することを目的に開設したもの。今回公開するコンテンツでは、安全運転支援システムの正しい理解と安全運転を促すため、安全運転支援システムの紹介、システム搭載車を所有する人を対象としたアンケート結果、システム搭載車による事故例、よくある質問などを掲載している。高齢者による交通事故、地方における移動手段不足、物流業における運転手不足といった社会的課題の解決策として、「自動運転」が注目されている。しかし、現在、実用化されている自動運転「レベル1」または「レベル2」の車に搭載されている安全運転支援システムは、ドライバーが自ら監視をすることを前提としているが、システムを過信し、操作を怠ったことによる事故も起きている。同協会では、国内外の自動運転に関する検討動向を着目、技術の進展に合わせた情報発信を通じて、新技術普及をサポートしていくとしている。
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