2代目三菱『デリカ・スターワゴン』は1979年6月に発売。ボクシースタイルで小型車全幅枠いっぱいに拡大したボディに、「サターン」エンジン(1.4リットル、1.6リットル)を搭載した。1982年10月には、小型キャブオーバー車として日本初となる4WD車(1.8リットルガソリン)を追加した。同時に、ロングボディ車やディーゼルエンジン(2.3リットル)も追加し、レクリエーションナル・ビークルとして多様化する需要に対応した。4WDシステムは、初代『パジェロ』に搭載された、ハイ/ローレンジの切換えができるトランスファーを採用したパートタイム方式。2代目デリカ4WD車は、グリルガードと高い車高が市場にインパクトを与え、デリカ=4WDのイメージを築いた。スターワゴンでは、特定のレジャー向けの特別仕様車が誕生した。ほぼ毎年発売している、スキー仕様車「シャモニー」の初代は、1985年10月に設定された。1979年6月 フルモデルチェンジ1980年5月 ハイルーフ、サンルーフ車追加1981年9月 AT車追加、対座シート、パワーステアリングを装備1982年10月 4WD車追加。ロングボディ車、ディーゼルエンジンも追加1983年11月 4WD車に2.0リットルガソリンエンジン搭載。2連メーター(高度計・傾斜計)の採用など一部改良1984年2月 4WD車に2.3リットルディーゼルターボ追加1985年2月 フロントガーニッシュの変更など